研究課題/領域番号 |
16K11466
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 愛知学院大学 |
研究代表者 |
長谷川 義明 愛知学院大学, 歯学部, 教授 (70460524)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 歯周病 / Porphyromonas gingivalis / 線毛 / Mfa1 / 口腔細菌学 / 歯周病関連菌 / 病原因子 / 慢性歯周炎 / Type IX分泌装置 |
研究成果の概要 |
歯周病関連細菌Porphyromonas gingivalisの持つMfa1線毛はMfa1-Mfa5タンパク質から構成される。しかし、本線毛の形態形成機序や機能には不明な点が多い。そこで本研究では、Mfa5の輸送機序、線毛形成との関連、局在について解析し、Mfa1線毛の形態形成機序の全貌を明らかにすることを目的とした。その結果、Mfa5が菌体表面での線毛発現に必要なことが明らかになった。また、Mfa5が線毛の最先端に局在している可能性が示された。さらにMfa5は、タイプIX分泌装置依存的に細胞外に輸送され線毛に組み込まれること、Mfa3及びMfa4の線毛への組み込みに必要であることが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Mfa1線毛の形態形成機序および付随成分の局在を含めた線毛構造の一端が明らかになった。本研究が、Mfa5などの付随成分の機能を特異的に阻害するような新しい薬剤の開発に繋がることを期待している。
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