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フィブロネクチンN末端断片が結合するCD13の炎症性骨破壊における役割の解明

研究課題

研究課題/領域番号 16K11518
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 病態科学系歯学・歯科放射線学
研究機関明海大学

研究代表者

天野 滋  明海大学, 歯学部, 准教授 (90167958)

研究分担者 関根 圭輔  横浜市立大学, 医学部, 講師 (00323569)
研究期間 (年度) 2016-10-21 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワード破骨細胞 / CD13 / Fibronectin / NGR配列 / がん細胞 / HT1080 / CD13 / HT1080 / 歯学 / 細菌 / 免疫学 / 発生・分化 / シグナル伝達
研究成果の概要

フィブロネクチンN末端のペプチドA(特願2019-115222)が、破骨細胞前駆細胞ではCD13を介して細胞質内に移行して破骨細胞分化を促進させること、 一方CD13高発現ヒト線維肉腫由来HT-1080細胞では核内に移動して細胞死を誘導することを見出した。ペプチドAのデリバリー作用を検討するため、破骨細胞分化抑制物質(R-Etodolac) -ペプチドAまたは抗癌剤(Dox)-ペプチドA複合体作製を試みた。このDox-ペプチドAは、HT-1080細胞移植ヌードマウスで腫瘍特異的集積と増殖抑制作用を示した。ペプチドAの抗がん作用とデリバリー作用を見出した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

CVCTGNGRGEWKC、GNGRGEW、CNGRC (S-S環状化)のペプチドには、破骨細胞前駆細胞機能維持活性は認められなかったが、ペプチドA(特願2019-115222)にその活性が認められた。さらに、CD13高発現ヒト線維肉腫由来HT-1080細胞に対する抗がん作用も同様にペプチドAにのみその活性が認められた。このペプチドAの抗がん活性は、正常細胞である破骨細胞前駆細胞株4B12細胞とヒトGin-1細胞では認められなかった。このことは、ペプチドAが新規抗がん剤として有効である可能性が出てきたことは、学術的・社会的意義は大きいと考える。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-10-24   更新日: 2021-12-27  

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