研究課題/領域番号 |
16K11531
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態科学系歯学・歯科放射線学
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研究機関 | 神奈川歯科大学 (2017-2018) 愛知学院大学 (2016) |
研究代表者 |
泉 雅浩 神奈川歯科大学, 大学院歯学研究科, 准教授 (40212956)
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研究分担者 |
有地 榮一郎 愛知学院大学, 歯学部, 教授 (00150459)
福田 元気 愛知学院大学, 歯学部, 助教 (20750590)
野澤 道仁 愛知学院大学, 歯学部, 助教 (20750607)
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研究協力者 |
川股 亮太
印南 永
谷口 紀江
香西 雄介
櫻井 孝
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | CT / Sialography / バーチャル / 耳下腺導管 / 3次元画像 / 単純CT / 3次元像 / CT-sialography / 3次元表示 / Python / CT-Sialography / 三次元画像 / 歯学 / 耳下腺 |
研究成果の概要 |
唾液の流出経路である導管形態は、様々な疾患の病因と関連していると推測される。しかしながら、この導管形態を詳細に把握するための画像検査には、ヨード製剤という人体に重篤な障害を及ぼす可能性がある造影剤を使用とすることが多い。本研究課題では、特殊なコンピュータプログラムを利用して、造影剤を使用していないCTの画像データを基に、造影剤を使用した検査に匹敵するような耳下腺導管の三次元画像の構築を可能にした。また、研究課程で派生した研究において、これまで明らかになっていなかった、CT画像の適正な表示条件を求め、さらに距離計測の要となるコンピュータソフトに誤差が生じていることを示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果に類似した研究は、これまで世界的にも報告がなく、新たな耳下腺導管の描出法を確立したと考えられる。本手法を利用することにより、造影剤を使用せず、CT検査のみで耳下腺導管の大まかな形態情報を把握できる可能性があり、患者の造影剤によるリスクや経済的、時間的負担を軽減できると推測される。 また、距離計測の要となるコンピュータソフトに誤差が生じていることを示した研究成果も、学術的に高い評価が得られると思われる。
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