研究課題/領域番号 |
16K11565
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
保存治療系歯学
|
研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
高見澤 俊樹 日本大学, 歯学部, 准教授 (60373007)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | tooth wear / 酸蝕 / 機械的ストレス / マイクロクラック / 浸透性 / 歯質接着 / 3点曲げ試験 / マイクロクラック抑制材 / Tooth wear / 光干渉断層撮影 / 歯学 |
研究成果の概要 |
実験室環境でTooth wearモデルを構築し,酸蝕因子および機械的因子の影響を検討することで,tooth wear進行に関与する酸蝕因子と機械的因子との相互作用を解明とともにTooth wearの進行抑制および効果的予防法の確立を目的とした。 実験に際しては,pHサイクルおよび衝突摩耗試験を応用したTooth wearモデルを製作することで,その進展にはpH環境および衝突回数が関与していることを明らかとした。また,試作のマイクロクラック進行抑制材を用いた検討では,その進展抑制には歯質接着性および高い浸透性が望まれることが示唆された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
歯の摩耗について実験モデルを製作してその摩耗の進行機序を解明することを目的とした。その結果,歯の摩耗の進行には口腔内のpH環境が関連し,pHが低い環境によって進行することが判明した。また,エナメル質に発生する細かい亀裂も摩耗の進行に関与するため,これを抑制する接着剤についても研究したところ,微小な亀裂への浸透と歯に接着する能力が求められることが明らかとなった。
|