研究課題/領域番号 |
16K11590
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
水口 真実 岡山大学, 大学病院, 助教 (20634489)
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研究分担者 |
窪木 拓男 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (00225195)
大野 彩 (木村彩) 岡山大学, 大学病院, 助教 (20584626)
大野 充昭 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 助教 (60613156)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 要介護高齢者 / 低栄養 / 腸内エコシステム / 腸内細菌叢 / 16SRNA解析 / 低栄養高齢者 / 16SrRNA解析 / 口腔内細菌叢 / メタゲノム解析 / 歯科補綴学一般 |
研究成果の概要 |
要介護高齢者の腸内細菌叢ならびに代謝産物を網羅的に解析した結果,門レベルでは過体重者において細菌叢Xの比率,低体重者において細菌叢Yの比率が有意に増加していた.属レベルでは,BMIと正の相関にある細菌として細菌叢Z,負の相関にある細菌として細菌叢Aが抽出された.また一部の低体重者のサンプルが同じクラスターに分布していることが明らかとなった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により,高齢者の栄養不良と腸内細菌叢との関連の詳細が明らかになれば,腸内細菌叢にアプローチする新たな栄養改善療法の開発につながる可能性がある.さらに,口腔内細菌叢と腸内細菌叢の関連が明らかになれば,口腔内細菌叢をバイオマーカーとして栄養不良リスクの高い高齢者を検出し,早期介入を行う有効な手法となり得ることが推測され,超高齢社会における本邦の医療・介護の両面において大きく貢献できると考える.
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