研究課題/領域番号 |
16K11593
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
下江 宰司 広島大学, 医歯薬保健学研究科(歯), 准教授 (90379884)
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研究分担者 |
平田 伊佐雄 広島大学, 医歯薬保健学研究科(歯), 助教 (40346507)
里田 隆博 広島大学, 医歯薬保健学研究科(歯), 教授 (80170801)
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研究協力者 |
岩畔 将吾
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ジルコニア / 歯冠用コンポジットレジン / 義歯床用アクリルレジン / 接着 / 微小維持 / レーザー / 歯学 / 補綴・理工系歯学 / セラミックス |
研究成果の概要 |
この研究はジルコニアの臨床応用拡大を目的に、歯冠用コンポジットレジン、床用アクリルレジンとの複合化における格子状の新規微小維持の効果を検討し、その接着特性について評価を行った。具体的には2種類のジルコニア(Y-TZP、Ce-TZP/A)を用い、微細維持のサイズによる違い、重合方法の影響、紫外線処理との併用効果、アルミナブラストとの併用効果と化学的相互作用についてその有効性や耐久性の評価を行った。その結果、各要因で効果的な条件が明らかとなり、現時点における最適な微細維持の処理法が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究において、従来のアルミナブラストによる機械的維持より新規に開発したレーザーによる格子状の微小維持のほうが、歯冠用コンポジットレジンや義歯床用アクリルレジンとの複合化における耐久性を高めることが明らかとなった。このことによりジルコニアと生体にやさしい高分子材料の複合化歯科補綴装置の信頼性が向上し、さらに多様な症例に応用可能になると考えられる。その結果はCAD/CAM の発展やメタルフリー修復への期待とともに生体親和性、審美性が増々求められる歯科診療において、新たな治療法を切り開く足がかりとなり、患者のQOL向上にも寄与できるものと思われる。
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