研究課題/領域番号 |
16K11596
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
柳沢 志津子 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 講師 (10350927)
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研究分担者 |
市川 哲雄 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 教授 (90193432)
後藤 崇晴 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 助教 (00581381)
吉岡 昌美 徳島文理大学, 保健福祉学部, 教授 (90243708)
白山 靖彦 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 教授 (40434542)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 口腔機能維持管理 / 介護職員 / 介護保険施設 / 口腔ケア / 歯科・福祉連携 / 口腔機能維持・管理 / 介護従事者 / 歯科・福祉の連携 / 多職種連携 / 多職種協働 / 認知科学 |
研究成果の概要 |
介護保険施設に勤務する介護職員の口腔機能維持・管理に関する知識と技術は保持されているものの,個人差があり,客観的判断基準が不十分で知識の不均衡な点がみられた。また,介護職員は自分自身の歯科保健行動が習慣化されており,歯科保健に関する意識も高いと自己評価しているが,一方で歯科に対して自信がなく,知識があいまいであると考えていた。介護職員の歯科に関する知識と技術は,個別の歯科習慣と施設業務で習得されたものと考えられ,体系的な歯科教育,歯科専門職の積極的な関与の必要性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,介護職員の口腔機能維持・管理に関する知識と技術を自己評価と客観的評価の側面から検証した。本研究で得られた知見は,歯科・福祉の連携,多職種協働の推進に貢献できる。また介護職員の歯科に対する認知バイアスを考慮に入れた「口腔機能維持・管理能力向上プログラム」の開発をすすめている。研究を通じてプログラムが介護場面に浸透することで,入所者の口腔機能維持・改善を図ることが期待でき,老年症候群に対応する具体的方略を示すことが可能になる。
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