研究課題/領域番号 |
16K11608
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
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研究機関 | 北海道医療大学 |
研究代表者 |
豊下 祥史 北海道医療大学, 歯学部, 准教授 (20399900)
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研究分担者 |
會田 英紀 北海道医療大学, 歯学部, 教授 (10301011)
川西 克弥 北海道医療大学, 歯学部, 講師 (10438377)
佐々木 みづほ 北海道医療大学, 歯学部, 助教 (70638410)
越野 寿 北海道医療大学, 歯学部, 教授 (90186669)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 咀嚼 / 学習記憶機能 / BDNF / CREB |
研究成果の概要 |
咀嚼が学習記憶機能の維持や促進に有効であることが報告されている。咀嚼の動作を行う際、中枢と口腔内は主として三叉神経を介し、双方向に情報の伝達を行っている。さらに、これらの情報が中枢の様々な部分に影響していると考えられるが、その詳細は不明である。本研究では記憶に関与していることが報告されている遺伝子の発現が咀嚼の動作によって大脳皮質内で活性化されていることをモデル動物を使って明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
認知症は加齢とともに発症率が増加する疾患で、超高齢社会を迎えた日本において、患者数の増加が問題となっている。根本的な治療方法はなく、発症の予防、進行の抑制が主たる対応方法となる。認知症によって脳機能が障害され、さまざまな症状を呈するが、記憶機能低下もその一つである。本研究の結果から、咀嚼は学習記憶機能に関与する遺伝子の発現に寄与していることから、口腔機能の改善および維持が認知症の抑制に有効である可能性が考えられる。
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