研究課題/領域番号 |
16K11621
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
前澤 仁志 北海道大学, 歯学研究科, 助教 (80567727)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 脳磁図 / 経頭蓋電気刺激法 / MEG / tDCS / 摂食嚥下 / 口腔運動機能 / 非侵襲的脳機能計測 / 非侵襲的脳刺激法 / ニューロモデュレーション / 脳刺激 / 咀嚼リズム / 運動関連脳磁場反応 / 舌運動 / 運動関連脳磁場 / 体性感覚誘発脳磁場 / 感覚運動機能 / コヒーレンス / 運動野 |
研究成果の概要 |
本研究課題では脳磁図を用いて舌随意運動を行う際の大脳皮質情報処理機構を明らかにした。脳磁場反応は両側半球に認められ、運動磁場と運動誘発磁場を検出した。運動磁場は運動野由来で運動出力に関与し、運動誘発磁場は体性感覚野由来で感覚入力に関与していた(Maezawa et al, 2017)。さらに、脳磁図を用いた舌感覚運動機能に関する英文総説を出版した(Maezawa, 2016; 2017)。また、最終年度にはライプニッツ研究所(ドイツ)で舌運動野への経頭蓋電気刺激による舌運動機能向上に関する研究を行った。これらの研究成果は摂食嚥下機能の中枢制御機構解明ならびに嚥下機能向上に結びつく成果である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
摂食嚥下機能は外界から栄養を取り入れるための生命維持に不可欠な機能であるだけでなく、“食の楽しみ”など生活の質(QOL)の向上にも密接に関与している。本研究では脳磁図計測装置を用いて舌運動の中枢制御機構を明らかにした。さらに、経頭蓋電流刺激により舌運動機能向上に関する研究を実施した。摂食嚥下障害はQOLの低下を引き起こすだけでなく超高齢化社会を迎えている日本では社会問題となっている。得られた研究成果は摂食嚥下障害改善につながる可能性があり社会的意義がある。
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