研究課題/領域番号 |
16K11625
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
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研究機関 | 徳島文理大学 (2017-2020) 徳島大学 (2016) |
研究代表者 |
西川 啓介 徳島文理大学, 保健福祉学部, 教授 (10202235)
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研究分担者 |
皆木 省吾 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 教授 (80190693)
松香 芳三 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 教授 (90243477)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 骨伝導音 / 歯列接触 / 筋電図 / 歯列接触習癖 / トランスレーショナルリサーチ / 歯学 / 臨床 |
研究成果の概要 |
歯列接触を検出する骨伝導音の測定記録に同期して筋電図記録を解析することによって、歯列接触と咀嚼筋活動の関係について分析を行った。さらに市販されている咀嚼カウンターの中から、咀嚼時の外耳後方の皮膚の変位から咀嚼を計測するbitescan(シャープ株式会社)を用いた同時測定を行うことで、測定記録の妥当性確認を行った。 これらの装置を用いて健常被験者10名を対象として、日常生活動作の例として昼食時の歯列接触状態について計測を行い、歯列接触の回数やその発現スピードなどについて解析を行った。本研究の成果は日本補綴歯科学会第130回記念学術大会で報告を予定している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
下顎歯列の過剰な接触は歯痛、頭痛などを初めとする様々の歯科的障害の原因となることが報告されている。本研究はこの問題を解決するために、日常生活中 の上下歯列の接触を客観的に観察する装置を開発し、臨床応用を行うことを目的とする。本研究では生体内を伝播する音波である骨伝導音(Bone Conduction Sound)を利用した歯列接触モニタを開発し、上下顎歯列の接触状態を連続して記録する方法を確立することを目的とした。
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