研究課題/領域番号 |
16K11639
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
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研究機関 | 朝日大学 |
研究代表者 |
堀 雅晴 朝日大学, 歯学部, 助教 (70528075)
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研究分担者 |
奥山 克史 朝日大学, 歯学部, 准教授 (00322818)
川木 晴美 朝日大学, 歯学部, 准教授 (70513670)
吉田 隆一 朝日大学, 歯学部, 教授 (80102127)
玉置 幸道 朝日大学, 歯学部, 教授 (80197566)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | ケイ酸カルシウム / MTAセメント / 石膏添加 / 覆髄材 / 費用対効果 / 細胞親和性 / 低コスト / コストパフォーマンス / MTA / 歯科用石膏 / 生体親和性 / 歯学 / 歯科材料学 / 高生体親和性セメント / コスト削減 |
研究成果の概要 |
本研究は、MTAセメントのコスト削減を目的として、炭酸カルシウムと二酸化ケイ素からケイ酸カルシウムを人為的に合成した。 そして、硬化時間を短縮し、機械的強度を高めるために、石膏添加型ケイ酸カルシウムセメントを調製した。 さらに、このセメントからの溶出液を含む培地に対するヒト歯髄由来幹細胞の応答を調べた。 結果、ケイ酸カルシウムは試薬から低コストで容易に合成することができ、硬化時間および圧縮強度は石膏の添加によって改善することができ、ほとんど細胞毒性を示さず、hDPSCの細胞増殖を阻害しなかった。 以上より、我々の新たな合成されたケイ酸カルシウム材料は覆髄材料として有望であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Mineral trioxide aggregate(MTA)セメントは、高価ではあるが、予後が良好であり歯内治療に広く使用されている。 本研究は、MTAのコスト削減を目的としており、試薬から低コストで容易に合成することができることを示した。また、硬化時間や圧縮強度を石膏を添加することによって調整可能であり、合成ケイ酸カルシウムセメントが、細胞毒性を示さず、歯髄の細胞の増殖を阻害しない、細胞親和性を示したことから、我々の新たな合成ケイ酸カルシウム材料が覆髄材料として有望であることが示唆された。
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