研究課題/領域番号 |
16K11660
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
歯科医用工学・再生歯学
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研究機関 | 東京歯科大学 |
研究代表者 |
吉成 正雄 東京歯科大学, 歯学部, 客員教授 (10085839)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 口腔インプラント / 生物学的封鎖 / 超親水性処理 / ラミニン332 / 水晶発振子マイクロバランス(QCM) / X線光電子分光分析(XPS) / QCM / XPS / タンパク質吸着 / 上皮細胞 / 線維芽細胞 / インプラント / 軟組織接着 |
研究成果の概要 |
インプラント周囲の生物学的封鎖を達成すべく、細胞接着を促進する表面処理法として「超親水性処理法」を採用し、軟組織接着に最も適した処理条件を探索することを目的とした。具体的は、チタンへの超親水性処理が、上皮細胞と接着・移動を促進する細胞接着性タンパク質ラミニン332の吸着特性に及ぼす影響、およびラミニン332の吸着メカニズムを明らかにする研究を行った。その結果、超親水性処理の最適化を図ることにより、インプラント表面への上皮接着能を向上させ、ひいてはインプラント周囲上皮の下方増殖および細菌の侵入を抑制する生物学的閉鎖を達成できる可能性があることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
口腔インプラントに対する低温大気圧プラズマ処理は、処理時間が10秒程度と短時間で超親水性を付与することができ、インプラント表面への上皮接着能や上皮下結合組織接着能を向上させ、ひいてはインプラント周囲上皮の下方増殖および細菌の侵入を抑制する生物学的閉鎖を達成できる可能性があることが示唆される。
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