研究課題/領域番号 |
16K11665
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
歯科医用工学・再生歯学
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研究機関 | 松本歯科大学 |
研究代表者 |
八上 公利 松本歯科大学, 歯学部附属病院, 教授 (00210211)
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研究分担者 |
中村 浩志 松本歯科大学, 歯学部, 講師 (00278178)
川原 一郎 松本歯科大学, 歯学部, 教授 (20319114)
定岡 直 松本歯科大学, 歯学部, 助教 (80549395)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ナノ / コラーゲン / アパタイト / 骨再生 / VEGF / 骨芽細胞 / 破骨細胞 / ドラッグデリバリー / 糖尿病 / ナノコラーゲン / ナノアパタイト / 骨粗鬆症 / BMP / ビタミンD / 移植・再生医療 / 骨代謝 / 歯学 / ナノ材料 / 生体材料 |
研究成果の概要 |
生体の骨梁構造と同様な基質組成と骨梁構造をからなる人工骨を開発することを目的として、糖尿病性骨粗鬆症合併症モデル動物を用いて、ショートコラーゲンによる骨補填材を開発した。Nano-DDS-ColHB37H・BMP-2では、陽性対照として用いたHB37H・BMP-2と比べて、糖尿病動物における未分化間葉系細胞を、VEGFの発現を上昇させることにより骨芽細胞分化を促進し、骨形成能を飛躍的に向上させることが分かった。 このことよりNano-DDS-ColHB37H・BMP-2は、広範な骨欠損や骨粗鬆症および糖尿病などによる重度の歯周病等のリスクをもつ患者に対して有効な骨補填材になると考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
埋入されたアパタイトが吸収されて宿主の骨と置換して、生理的な機能を十分に回復するまでには時間を要する。また、広範な骨欠損や骨粗鬆症および糖尿病などによる重度の歯周病等のリスクをもつ患者に対しての適応には難しい実情がある。そこで我々は、生体の骨梁構造と同様な基質組成と骨梁構造をからなる人工骨を開発することを目的として、糖尿病性骨粗鬆症合併症モデル動物を用いて、骨再生部位局所における骨再生に必要な因子を解析し、骨芽細胞分化を促進するショートコラーゲンを用いたDDSによる骨再生療法開発を行い、Nano-DDS-ColHB37H・BMP-2が骨補填材として有効であることが分かった。
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