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脂肪組織由来幹細胞の抗炎症作用による創傷治癒促進に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 16K11677
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 外科系歯学
研究機関東京大学 (2016, 2018)
群馬大学 (2017)

研究代表者

倉林 くみ子  東京大学, 医学部附属病院, 届出診療員 (40586757)

研究分担者 藤原 夕子  東京大学, 医学部附属病院, 助教 (50466744)
疋田 温彦  東京大学, 医学部附属病院, 特任准教授 (60443397)
米永 一理  東京大学, 医学部附属病院, 届出診療員 (60756774)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 完了 (2018年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード脂肪幹細胞 / 創傷治癒 / ハイドロゲル / デリバリーシステム / 抗炎症作用 / アテロコラーゲン / 脂肪由来幹細胞 / 難治性潰瘍
研究成果の概要

粘膜の炎症・潰瘍は、一部では難治性潰瘍として長期化し治療に難渋する。創傷を早期に治癒に導く低侵襲の治療法を開発することは喫緊の課題である。近年、採取に際しての侵襲性や自由度、細胞の特性などの優位性から脂肪由来幹細胞が注目されている。本研究ではASCの抗炎症作用機序および創傷治癒過程における治癒機転促進の機序を明らかにすることを目的とし、また、ASCのハイドロゲルを用いたデリバリーシステムを検討した。さらに、皮膚欠損モデルを用いて、従来の創傷被覆材や薬剤とASC含有ハイドロゲルによる創傷治癒に関する比較検討を行い、ASCの創傷における治療効果を検証した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

創傷疾患は、長期的に改善が認められず、難治性潰瘍として疼痛コントロールに苦慮するケースも依然として多い。創傷部へ有効かつ迅速に作用する治療法の開発が求められている。近年、脂肪幹細胞(ASC)に、旺盛な増殖能、免疫抑制作用、抗炎症作用も報告されており、治療抵抗性の免疫疾患に対する細胞療法剤とし着目されている。近年、臨床においてASCやSVFを用いて新鮮自己ASCの投与や、治療などへの臨床研究が報告されているが、いずれも補助的な利用にとどまっているのが現状である。したがって、ASCの機能および作用メカニズムを解明し、創傷治癒を始めとする臨床での細胞療法のさらなる発展に重要である。

報告書

(4件)
  • 2018 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2020-03-30  

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