研究課題/領域番号 |
16K11681
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
米本 和弘 岐阜大学, 医学部附属病院, 助教 (80422731)
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研究分担者 |
柴田 敏之 岐阜大学, 大学院医学系研究科, 教授 (50226172)
牧田 浩樹 岐阜大学, 大学院医学系研究科, 講師 (50345790)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 口腔ガン / 4nqo舌癌ラットモデル / PD-1/PD-L1経路 / 4NQO舌癌ラットモデル / PD-1/PD-L1経路 / PDーL1 / PD-L1 / 口腔発がんモデル / 口腔がん / 4NQOラット / PD-1/PD-L1 |
研究成果の概要 |
がんの治療薬である抗PD-1抗体nivolumabが国内で発売となり、口腔ガンにも適応が拡大されたが、口腔発がんにおけるPD-1/PD-L1経路については依然不明なところもあるため、本研究では、4-ニトロキノリン1-オキサイド(4NQO)誘発ラット舌発癌モデルを用いてPD-L1の異常発現を解析し、口腔発癌モデルとしての有用性を検証することを目的とした。 発癌したラット舌の切除検体を用い、PD-L1の発現量を測定したところ、コントロール群にはPD-L1の発現は見られなかったが、舌発癌群において11例中3例において有意なPD-L1の発現が認められた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、4NQO誘発ラット舌癌モデルにおけるPD-L1の発現異常を明らかにした。今研究の結果は、今後更に発展すると思われる免疫療法の分野において、動物モデルで確認することも可能となり、口腔癌治療に有効な口腔発癌抑制物質の新たな開発につながるものと考えられ、意義は非常に高いと考える。
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