研究課題/領域番号 |
16K11684
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
石岡 康希 広島大学, 病院(歯), 歯科診療医 (70770840)
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研究分担者 |
小野 重弘 広島大学, 医歯薬保健学研究科(歯), 助教 (70379882)
重石 英生 広島大学, 医歯薬保健学研究科(歯), 講師 (90397943)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 唾液腺癌 / アポトーシス / NR4A2 / 癌幹細胞 / 唾液腺癌幹細胞 / 抗癌剤抵抗性 |
研究成果の概要 |
唾液腺癌細胞を用いて、CD44high/ESAlow 細胞、CD44high/ESAhigh細胞、CD44low 細胞をそれぞれsortingし、PGE2の5-FUにより誘導されるアポトーシスの抵抗性への関与を検討した。その結果、CD44high/ESAlow細胞が産生する内因性のPGE2が、CD44high/ESAhigh細胞の5-FUにより誘導されるアポトーシスの抵抗性に関与することが明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
唾液腺癌における抗癌剤抵抗性のメカニズムについては十分に解明されていない。今回の研究結果から、CD44high/ESAlow細胞が産生するPGE2が、CD44high/ESAhigh細胞の5-FUにより誘導されるアポトーシスの抵抗性に関与することが明らかとなった。このことから、 唾液腺癌細胞における、外因性の液性因子及びNR4A2等の転写因子を介した、特徴的な抗癌剤抵抗性メカニズムの存在が示唆された。
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