研究課題/領域番号 |
16K11700
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
古賀 陽子 東京医科大学, 医学部, 准教授 (10392408)
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研究分担者 |
近津 大地 東京医科大学, 医学部, 主任教授 (30343122)
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研究協力者 |
鄭 雄一
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 歯髄幹細胞 / 3次元骨再生 / 骨が細胞誘導 / 三次元的骨再生 / 骨芽細胞誘導 / 三次元骨再生 |
研究成果の概要 |
ヒト歯髄幹細胞(DPSCs)に骨芽細胞誘導能を有する低分子化合物であるヘリオキサンチン誘導体(TH)を用いることにより高効率な骨分化誘導法の確立、さらにTH添加培地で作製したDPSCシートによるin vivoにおける骨再生能を検討した。in vitroでのTHによるDPSCsの骨分化誘導能について検討しTH(10-6M)群で、骨分化マーカーの発現が最も有意に上昇し、さらに早期に骨分化可能であることが分かった。その後、TH添加骨分化誘導培地にてDPSCsシートを作製し、マウス頭蓋骨欠損部への移植を行い、in vivo群で広範囲な骨再生を認めた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、DPSCsの骨分化誘導におけるTHの有用性が示唆され、TH添加DPSCシート移植は、骨再生のための足場素材を必要としない簡便な移植法として期待できると考えられた。
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