研究課題/領域番号 |
16K11714
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 福岡歯科大学 |
研究代表者 |
平木 昭光 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 教授 (60404034)
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研究分担者 |
池邉 哲郎 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 教授 (20202913)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 唾液腺 / 再生 / 分化 / 修復 / 放射線 / 外科系歯学 / 口腔外科学 / 唾液腺再生 / 放射線治療 |
研究成果の概要 |
分化、発育能が高い胎齢12.5日のマウス胎子の顎下腺原基を用いて器官培養を行い、放射線を単照射してその顎下腺に傷害を加え、その回復についての研究を行った。 EGFとFGF7/10をはじめとする増殖因子は、正常顎下腺の発育や機能を促進させると共に、障害を受けた顎下腺において、低下した発育と機能を回復させる可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
放射線療法は口腔癌の標準治療の1つで、その有効性は高く必要不可欠なものである。しかし効果とは反面、晩期障害として口腔乾燥が高頻度で出現し、治療の遂行や治療後のQOLに大きな影響を及ぼす。唾液腺の機能低下は重要な問題であるが、修復・再生の確立は得られていない。その障害された唾液腺の修復・再生のメカニズムを解明することは、口腔乾燥という合併症を軽減し、QOLの向上が期待される点で学術的・社会的意義は大きい。
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