研究課題/領域番号 |
16K11730
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
光藤 健司 横浜市立大学, 医学研究科, 教授 (70303641)
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研究分担者 |
佐藤 格 横浜市立大学, 医学研究科, 客員研究員 (00737710)
藤内 祝 横浜市立大学, 医学研究科, 客員教授 (50172127)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 口腔癌 / 温熱療法 / IL-6阻害薬 / IL-6阻害剤 / Interleukin-6阻害剤 / ハイパーサーミア / ヒト扁平上皮癌細胞株 / Interleukin-6 |
研究成果の概要 |
ヒト由来舌扁平上皮癌細胞株に対するIL-6 阻害薬の抗腫瘍効果の評価を行ったところ、口腔癌細胞がハイパーサーミアによりIL-6R が高発現することを確認した。 一方、ヒト由来舌扁平上皮癌細胞株をヌードマウスの皮下に移植し腫瘍モデルを作成し、IL-6阻害薬投与と温熱療法の抗腫瘍効果について検討を行ったが、どちらの群もコントロール群と比較して有意な抗腫瘍効果は認めなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
頭頸部扁平上皮癌においては抗EGFR 抗体であるセツキシマブが臨床に導入され、その有効性が報告されている。我々は、リウマチに対する分子標的薬として応用されているサイトカインInterleukin-6(IL-6)阻害薬(抗IL-6R抗体、トシリズマブ, アクテムラ)が口腔扁平上皮癌に対しても抗腫瘍効果を示すと報告されていることから、IL-6阻害薬と温熱療法を併用し、癌標的分子の発現誘導と腫瘍の増殖抑制の効果について研究を行った。
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