研究課題/領域番号 |
16K11745
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
倉田 行伸 新潟大学, 医歯学系, 助教 (20464018)
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研究分担者 |
山村 健介 新潟大学, 医歯学系, 教授 (90272822)
照光 真 北海道医療大学, 歯学部, 教授 (60401767)
瀬尾 憲司 新潟大学, 医歯学系, 教授 (40242440)
西山 秀昌 新潟大学, 医歯学系, 准教授 (60243250)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 神経障害性疼痛 / 神経虚血 / 下歯槽神経血管束 / MRA / MRI / 下歯槽神経 / NIRS |
研究成果の概要 |
下歯槽神経の神経障害性疼痛と神経虚血との関連を明らかにするために、1.5テスラMRI装置を使用した磁気共鳴血管画像(MRA)を用いて検討した。様々なMRAの撮像法を用いて下歯槽神経血管束の描出を行った結果、良好な描出が可能であった撮像法もあったが、描出が困難な撮像法も認められた。下歯槽神経血管束の微細な構造をより良好に描出するために、より高分解能を有するMRI装置やコイルを使用したさらなる検討が必要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
MRAの手法を用いることによってヒトで非侵襲的に下歯槽神経血管束を描出できる可能性が示唆された。そして、下歯槽神経損傷による神経障害性疼痛と神経虚血との関連を検証できる基盤ができつつあると考えられた。今後これらの手法を用いて患者群で神経虚血が検証されたならば、ヒトの三叉神経領域での神経障害性疼痛の新たな病態像を示すものとなり、新たな診断基準や治療戦略の基盤となり得る。
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