研究課題/領域番号 |
16K11748
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
大山口 藍子 大阪大学, 歯学研究科, 招へい教員 (70464237)
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研究分担者 |
丹羽 均 大阪大学, 歯学研究科, 教授 (30218250)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 神経障害性疼痛 / 炎症性疼痛 / 低酸素負荷 / 筋性疼痛 / c-Fos / 眼窩下神経 / Von Frey / 神経栄養因子 / 三叉神経 |
研究成果の概要 |
本研究では神経障害性疼痛モデル、炎症性疼痛モデル、知覚異常モデルを作製し,疼痛や感覚刺激に対する反応性を調べた。神経障害性疼痛モデルと炎症性疼痛モデルでは、機械刺激閾値、熱刺激閾値ともに低下した。知覚異常モデルでは、口腔粘膜の感覚閾値が低下したが、口髭部皮膚の機械刺激閾値は変化しなかった。知覚異常モデルにおいては、延髄三叉神経脊髄路核尾側亜核でc-Fos陽性細胞数が増加していた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回の研究成果から、疼痛反応の発現過程やその時間経過が異なる疼痛モデルと神経障害性疼痛モデルとを比較することによって、今後、神経系の再生に関わる重要な神経栄養因子が、疼痛制御や抑制に関わる神経成長因子の役割を明らかにする研究につなげていくことに社会的意義がある。
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