研究課題/領域番号 |
16K11801
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
矯正・小児系歯学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
高田 潤一 東京医科歯科大学, 歯学部, 非常勤講師 (80510354)
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研究分担者 |
宮本 順 東京医科歯科大学, 歯学部附属病院, 助教 (10451949)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 舌運動 / 臨床生理学 / 筋機能療法 / 低位舌 / 口腔習癖 / 歯学 |
研究成果の概要 |
本研究の研究成果として通常、MRI動画法では描出できなかった歯や口蓋の描出を行うとともに、舌の経時的位置変化を客観的に評価する方法を確立した。さらに被験者は、舌の位置が常に口蓋(上方)ではなく、低位(下方)に位置している(実験群)と舌が正常な位置(口蓋および上方)に位置している健常者(対照群)に分類し、嚥下時MRI動画法を撮影し計測した。その結果、実験群は健常者とは異なる舌運動を示しており、今後更なる解析を進めていく予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
低位舌患者の定量的な評価基準やそれを改善するために行う筋機能療法、中でも舌挙上訓練の意義を明らかにし、効果的かつ予後の安定した低位舌患者の治療法の確立を機能的な面から見出せる。成長期に顕著に発現する低位舌に対する予防法を機能的な面から確立する基盤となる。歯、歯列および顎態に対する舌硬度(剛性)および舌圧の果たす役割を解明し、他のさまざまな不正咬合の発現を解明する端緒となりうる。
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