研究課題/領域番号 |
16K11818
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
矯正・小児系歯学
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研究機関 | 松本歯科大学 |
研究代表者 |
中村 浩志 松本歯科大学, 歯学部, 講師 (00278178)
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研究分担者 |
中村 美どり 松本歯科大学, 歯学部, 准教授 (90278177)
大須賀 直人 松本歯科大学, 歯学部, 教授 (80247535)
八上 公利 松本歯科大学, 歯学部附属病院, 教授 (00210211)
定岡 直 松本歯科大学, 歯学部, 助教 (80549395)
宇田川 信之 松本歯科大学, 歯学部, 教授 (70245801)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | ポリフェノール / 抗炎症作用 / マコモタケ / LPS / IL-1 / TNF / 歯周病 / 骨粗鬆症 / ポリフェロール / サイトカイン / リポ多糖 / 骨髄マクロファージ / 骨吸収 / イソフラボン / 破骨細胞 / マコモダケ / 炎症性サイトカイン / 骨代謝改善作用 / ベーチェット病 / 骨代謝 / 骨芽細胞 |
研究成果の概要 |
(1)LPS 誘導性EIU に対するマコモタケ懸濁液の効果 LPS投与から24時間後、対照群、マコモタケ懸濁液内服群ともに、眼球に充血などの臨床所見は確認できなかった。一方、マコモタケ懸濁液内服群では前房,硝子体内部における好中球浸潤はほとんど認められず、眼内の炎症性反応が有意に抑制された。(2)LPS誘導性炎症性サイトカイン産生に対するマコモタケタノール抽出液の効果 LPS によって誘導される単球・マクロファージ系細胞の炎症性サイトカイン産生促進に対して、マコモタケタノール抽出成分は濃度依存的に抑制した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で使用した低分子ポリフェノールは植物由来成分であり、昨今薬用成分に関するネガティブ因子として取りざたされているアレルギーや耐性菌などの出現の不安が少ない。我々は、マコモダケ抽出成分の中に抗炎症作用を有する未知の物質があることを見出した。歯周病のみならず、骨粗鬆症などの全身性疾患に対する新しい治療法とその予防方法の確立に向けてのトランスレーショナルな研究として独創性が大変高いと自負している。
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