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咬合性外傷における骨細胞の役割の検討

研究課題

研究課題/領域番号 16K11837
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 歯周治療系歯学
研究機関長崎大学

研究代表者

鵜飼 孝  長崎大学, 病院(歯学系), 准教授 (20295091)

研究分担者 原 宜興  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 教授 (60159100)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード咬合性外傷 / 破骨細胞 / 骨細胞 / HMGB1 / 外傷性咬合 / マウス / 骨吸収 / アポトーシス / HMGB-1 / RANKL
研究成果の概要

噛み合わせが悪いなど歯に強い外傷力が加わると歯の周囲の骨の吸収が起きやすくなる。これは歯周病悪化の一つの要因でもある。マウスを用いた今回の研究では、歯に外傷力を加えた場合、歯の周囲組織である歯根膜や骨の中にある骨細胞において、ダメージを受けたときに細胞から放出されるhigh mobility group box-1(HMGB1)の発現が多くなることが確認できた。これを抑制するとわずかではあるが骨吸収を抑制することができた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

今回の研究で歯に外傷力が加わった場合の骨吸収メカニズムの一端を明らかにすることができた。また、HMGB1を抑制することで骨吸収を抑制できたことより、これまでとは違うアプローチでの歯周病治療の治療薬の開発に応用可能ではないかと考えられる。また、同じく骨吸収を引き起こす関節リウマチや骨粗鬆症などの疾患の治療にも応用できる可能性があり、今後の研究の発展が期待される。

報告書

(5件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2018 2017

すべて 学会発表 (4件) (うち招待講演 1件)

  • [学会発表] マウス臼歯への外傷性咬合による骨吸収におけるHMGB1の関与2018

    • 著者名/発表者名
      鵜飼 孝、小山美香、山下恭徳、吉村篤利
    • 学会等名
      第149回日本歯科保存学会2018年度秋季学術大会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] アポトーシスが咬合性外傷における骨吸収におよぼす影響に関する病理組織学的研究.2017

    • 著者名/発表者名
      小山 美香, 鵜飼 孝, 中村 弘隆, 山下 恭徳, 小林 弘樹, 樋口 賀奈子, 白石 千秋, 吉村 篤利, 原 宜興
    • 学会等名
      第146回日本歯科保存学会2017年度春季学術大会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 外傷性咬合による骨吸収へのRANKLとHMGB-1の関与-病理組織学的研究-2017

    • 著者名/発表者名
      小山 美香, 鵜飼 孝, 山下 恭徳, 小林 弘樹, 吉村 篤利, 原 宜興
    • 学会等名
      平成29年度日本歯周病学会九州五大学・日本臨床歯周病学会九州支部合同研修会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
  • [学会発表] 歯周炎における骨吸収の制御にむけて2017

    • 著者名/発表者名
      鵜飼 孝
    • 学会等名
      第60回日本歯周病学会春季学術大会
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 招待講演

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-02-19  

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