研究課題/領域番号 |
16K11857
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
吉冨 愛子 岡山大学, 大学病院, 医員 (50343372)
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研究分担者 |
山中 玲子 岡山大学, 大学病院, 助教 (00379760)
森谷 有三英 岡山大学, 大学病院, 医員 (10453755)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 周術期口腔機能管理 / スクリーニング / 周術期 / 歯学 |
研究成果の概要 |
年々増加する周術期患者への医科歯科連携を支援する目的で,セルフチェックシートを用いた効率的な周術期口腔機能管理の方法を検討した。簡便な問診により周術期口腔機能管理が必要な患者を効率的に発見出来るかどうか患者の回答と実際に歯科医師が診察し判断した内容を比較して本質問の感度・特異度を調べた。簡便な問診は、感度が低く、特異度が高かった。セルフチェックシートの効果を上げるためにより具体的な質問内容の検討が必要であるとともに、周術期歯科では患者自身の自覚症状によらず歯科医師の客観的な判断が必要であるため,できる限り歯科医師による術前の口腔内の評価が重要であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
全身麻酔下での手術件数は年々増加しており,限られた歯科的リソースの中で,周術期の歯科介入の必要性が高い患者をピックアップするために簡便なセルフチェックシートにより歯科介入の必要性の判定が可能になれば,歯科専門職以外の医療従事者も歯科介入の必要性を判定することが可能になる。歯科併設のない病院では,周術期口腔機能管理を導入しやすくなり,また,歯科併設病院ではより効率的な口腔機能管理が可能になる。
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