研究課題/領域番号 |
16K11886
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
白井 肇 岡山大学, 大学病院, 講師 (00263591)
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研究分担者 |
鳥井 康弘 岡山大学, 大学病院, 教授 (10188831)
吉田 登志子 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 助教 (10304320)
鈴木 康司 岡山大学, 大学病院, 講師 (30304322)
河野 隆幸 岡山大学, 大学病院, 助教 (80284074)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 疑似体験動画 / 医療安全 / インシデント / 歯学教育 / 研修歯科医 / 臨床教育の効率化 / 歯学教育学 |
研究成果の概要 |
医療人の育成教育では,学習者は常に未経験の事項を経験し新たに学んでいく。その学習過程において、基本的医療技術で初心者が体験するインシデントは普遍的なものと考えられるが,教育者にとっては学習者が交代するごとに繰り返し教えなければならず,多大な教育労力が必要となっている。 そこで本研究では,歯科臨床初心者が臨床で突き当たる事項を疑似体験動画化することによって,他人が経験したインシデントを自分の体験として活用できるようにする自己学習システムを開発した。 本システムは、教育者にとって教育労力の低減が図られるとともに、歯科臨床教育が、安全・安心に遂行できることに大きく寄与するものと期待できる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
他人が経験したインシデントをよりリアルに自分の体験として活用できるように自己学習できる本システムは、国内では、本研究以外に見当たらない。 本システムの活用によって、初心者が経験しやすいインシデントを、事前に疑似体験動画によって共有することが可能となるとともに、教育者にとっては、教育労力の低減が図られ、歯学臨床教育を社会に対して安全・安心に遂行できることに大きく寄与するものと期待できる。
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