研究課題/領域番号 |
16K11901
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 神奈川歯科大学 |
研究代表者 |
李 昌一 神奈川歯科大学, 大学院歯学研究科, 教授 (60220795)
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研究分担者 |
小松 知子 神奈川歯科大学, 大学院歯学研究科, 講師 (20234875)
斎藤 一郎 鶴見大学, 歯学部, 教授 (60147634)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | メンタルストレス / 活性酸素種 / 酸化ストレス / 唾液 / 抗酸化物質 / 電子スピン共鳴法 / 災害医学 / 抗酸化 / 抗酸化システム / 災害関連死 |
研究成果の概要 |
本研究により、唾液を用いた電子スピン共鳴(ESR)法を用いた活性酸素種消去能(抗酸化能)評価を確立した。また、安静時唾液と刺激唾液で抗酸化能の相違も確認した。このESR法による抗酸化能評価は採取後4 ℃保管における安静時唾液48時間以内で測定値に影響を与えないことを確認したことから、被災地での唾液採取条件の基準化を可能とし、抗酸化能のモニタリングによる災害関連死を含めたメンタルストレスによるリスク評価法開発への可能性が示唆された。また、アスコルビン酸などの抗酸化物質の検討なども行い、唾液中抗酸化能を確認したことから、抗酸化物質のスクリーニングに唾液を用いたESR法が有用であることが確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
メンタルストレスを評価するマーカーはあるが、酸化ストレスの面から評価した研究、とくに、活性酸素種の直接的な抗酸化能評価を唾液を検体として行った研究は皆無てあることから、本研究成果が学術的意義が高い成果である。さらに、最終的にこのように本研究て得られたメンタルストレス評価を我が国おいても極めて重要な課題ある災害のメンタルストレス評価に臨床応用可能な知見にまで研究成果として得られたことはさらに社会的に意義深い研究になったと考えている。
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