研究課題/領域番号 |
16K11902
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 鶴見大学 |
研究代表者 |
角田 衣理加 鶴見大学, 歯学部, 助教 (30585469)
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研究分担者 |
前田 伸子 鶴見大学, 名誉教授, 名誉教授 (10148067)
大島 朋子 鶴見大学, 歯学部, 学内教授 (50233101)
花田 信弘 鶴見大学, 歯学部, 教授 (70180916)
野村 義明 鶴見大学, 歯学部, 学内教授 (90350587)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 認知機能 / 口腔微生物 / 歯学 / 微生物 |
研究成果の概要 |
慢性炎症を引き起こす歯周病関連細菌、血液脳関門を弱めて微生物の脳への侵入を助けるカンジダと認知症についての関連性を疫学的に模索することを目的とした。本研究に同意の得られた高齢者を対象に平成28年から令和元年に毎年1回健診を行い、口腔内診査、認知機能検査および口腔微生物学的検査を実施した。反復測定された認知検査スコア推移に関わる因子とその相互作用を一般化線形混合モデルにより解析した。その結果、T. denticola数、Candida属数が多くなると認知検査スコアは低くなる可能性が示唆された。また、3Dプリンタを応用したオーダーメイド歯ブラシを試作したが、臨床応用可能な材料の検討が課題である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
口腔微生物と認知症の関連性が明らかになれば、口腔ケアなどの口腔微生物のコントロールは誤嚥性肺炎の予防だけでなく、認知症予防対策の1つと捉えられる可能性がある。実現可能な認知症予防対策を提供することは、認知症患者数と医療費・介護費用増加の抑制に貢献し、極めて重要と考えられる。
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