研究課題/領域番号 |
16K11915
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
佐藤 公美子 札幌医科大学, 保健医療学部, 准教授 (30324213)
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研究分担者 |
川上 裕子 亀田医療大学, 看護学部, 講師 (20612196)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | GHQ/SCAP / 占領改革 / 看護改革 / 布教活動 / 看護歴史学 / 占領期 / GHQ/PHW / 宗教改革 / 歴史的研究 / GHQ/SCAP |
研究成果の概要 |
本研究は看護改革を主導したGHQ,公衆衛生局(以下PHW)看護課と宗教改革を実施した情報教育局(以下CIE)宗教課との関連性を探究し,マッカーサー元帥が強行に指示したキリスト教への布教運動が看護政策に与えた影響を明らかにすることである.研究方法は歴史的編集法とした.結果,分析資料やオーラルインタビューを通して,PHWスタッフの宗教に関する活動は公的ではなかったことが推察できた.GHQ,PHW看護課に属するスタッフやその家族が日本の宗教的,教育的,医療・社会福祉的な施設に対して与えた貢献について探究するための,次なる研究の方向性を示唆した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
第二次世界大戦後の日本の看護はGHQ/SCAPの看護改革の影響を受け,アメリカ式の看護システムを取り入れ歩んできた.わが国の看護における礎となったGHQ/SCAPによって,日本の看護の何が変化したのか,また,それによって日本の看護の何が失われ,何を得たのかを明らかにすることは看護学の発展において決して無駄ではないと思われる.
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