研究課題/領域番号 |
16K11919
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 東京都立大学 |
研究代表者 |
石川 陽子 東京都立大学, 人間健康科学研究科, 准教授 (40453039)
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研究分担者 |
野村 亜由美 東京都立大学, 人間健康科学研究科, 准教授 (50346938)
成瀬 和子 東京医科大学, 医学部, 教授 (70307122)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 異文化看護 / 外国人患者 / 異文化看護能力 / 看護教育 |
研究成果の概要 |
国際化の進展と共に外国人等異文化を背景に持つ人々が看護の対象となる機会は増加している。本研究は異文化看護実践の課題を明らかにし、異文化看護教育に必要な要素を抽出することを目的として都内の外国人患者受入れ医療機関認証制度認証病院9施設において質的・量的調査を行った。看護師は、イスラム教の理解、退院支援の際に患者の生活がイメージできないこと、中国系の人々の産後ケア、女性患者の女性医師嗜好等に困難を感じていた。学習者が身近な問題として関心を持つためには事例を用いたケーススタディは有効と考えられるが、看護基礎教育においては、政治・経済・文化を含めた学際的なアプローチが必要であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
国際化の進む日本において、外国人等、異文化を背景に持つ人々への医療提供には異文化理解が不可欠である。本研究は、異文化看護実践の課題を明らかにし、今後の看護教育を検討するための基礎資料となるものである。
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