研究課題/領域番号 |
16K11920
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 岐阜県立看護大学 |
研究代表者 |
黒江 ゆり子 岐阜県立看護大学, 看護学部, 教授(移行) (40295712)
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研究分担者 |
寳田 穂 武庫川女子大学, 看護学部, 教授 (00321133)
藤澤 まこと 岐阜県立看護大学, 看護学部, 教授(移行) (70336634)
田中 結華 摂南大学, 看護学部, 教授 (80236645)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 言いづらさ / クロニックイルネス / ライフストーリー / クライエント領域 / ナース-クライエント領域 / 実践領域 / 元型的経験 / 看護理論 / ナース・クライエント領域 / 元型的な経験 / エピソード / 人間/生活者 / 実践領域モデル修正案 / 看護実践 / 日本文化における言いづらさの特性 / 実践領域モデル案 / インタビュー / アーキタイプ / 慢性性 / 看護哲学 / 病いと生活 |
研究成果の概要 |
慢性の病いとともにある人々の他者への「言いづらさ」について、ライフストーリーインタビュー、慢性の病いとともにある人々の体験記、日本における近代小説、看護職のストーリー及び有識者会議から導かれた知見を、H.S.キムによる理論構築の考え方を基盤に、クライエント領域、ナース-クライエント領域、及び実践領域として著し統合するとともにR.アトキンソンの元型的経験として解釈しながら、導かれた内容から実践領域モデル案を構築した。さらに、それらを共有・活用した看護実践者の語りから、実践領域モデル案に修正を加え、アンテセーデンツ(事前要件)を含む新たな実践領域モデルを構築した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
慢性の病いとともにある人々は、自分の病気に関連することを他者に語ろうとするときに多様な「言いづらさ」に直面していることが確認され、その先行経験が示唆されたことから、他者はこのような状況にある人々のことをより豊かに理解することが可能になる。同時に、「言いづらさ」があることをふまえて一人ひとりを捉えることで、より相応しい支援を構築することができる。また、このような「言いづらさ」は病気状況のみに限られたものではなく、私たちの生活の中で多様に存在しており、そのことに私たちが気づくことによって、「語る」「語りを聴く」ことを通して、相互に尊重できる関係の構築が可能になる。
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