研究課題/領域番号 |
16K11926
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 東北福祉大学 |
研究代表者 |
及川 正広 東北福祉大学, 健康科学部, 講師 (60537009)
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研究分担者 |
武田 利明 岩手県立大学, 看護学部, 教授 (40305248)
三浦 奈都子 (小山奈都子) 岩手県立大学, 看護学部, 准教授 (40347191)
小野木 弘志 東北福祉大学, 健康科学部, 准教授 (50610200)
高橋 有里 岩手県立大学, 看護学部, 准教授 (80305268)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 抗癌剤 / 血管外漏出 / ステロイド / 看護 / 抗がん剤 / ステロイド剤 / エピルビシン塩酸塩 / ビノレルビン酒石酸塩 / ナベルビン / 罨法 / ダウノルビシン塩酸塩 / 皮膚・血管傷害 / 実験動物 |
研究成果の概要 |
抗癌剤漏出時の処置として行われる,ステロイド局所注射の安全性や効果を示す報告数は少ない.そこで本研究では,実験動物(ラット)を使用し,ステロイド局所注射の作用に関して検討を行った。複数の抗癌剤を使用し,抗癌剤毎に、実験動物(ラット)背部に抗癌剤を注入し、その周囲から中心に向いてステロイドをした群(ステロイド注入群)と、ステロイドを注入しない群(ステロイド注入無し群)に分け、皮膚傷害過程を、肉眼的、組織学的に観察し作用に関して検討を行った。その結果、今回使用した抗癌剤では、漏出による皮膚傷害に対する、ステロイドの明らかな作用は確認できなかった。 全国調査に関しては、現在、研究途中の段階である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
治療や検査などのように,身体に侵襲をきたす医療行為に対して行われるケアに関しては,その安全性や有効性に対して,実験的に実証研究を進めていく必要がある.看護学の発展は目覚しいものがあるが,そのほとんどが質的・量的な研究であり,本研究のように,病態動物モデルを作製し,実証的に検証する試みはまだ少数である.臨床では行えない実証的検証による研究結果は,貴重なデータと成り得ると考える.
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