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冷え症対策の評価指標開発のための基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 16K11927
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 基礎看護学
研究機関群馬パース大学

研究代表者

真砂 涼子  群馬パース大学, 保健科学部, 非常勤講師 (30336531)

研究分担者 上星 浩子  群馬パース大学, 保健科学部, 教授 (20389745)
佐藤 晶子  群馬パース大学, 保健科学部, 講師 (90458472)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワード末梢循環 / 冷え症 / 毛細血管血流 / 温熱刺激 / 冷え性 / 看護学 / 基礎看護学 / 看護技術 / 技術評価
研究成果の概要

本研究では冷え症に対するケアの効果検証を行うため、毛細血管顕微鏡観察装置を含めた異なる循環系の評価指標を比較することを目的とした。冷えを有する女性へ手浴を行った結果、皮膚表面温度の上昇、指尖毛細血管腔の拡張及び血球速度の変化が認められた。冷え症群と対照群に分けて足部温罨法を行った結果、深部温、皮膚表面温には冷え症群と対照群との差がなかったが、指尖血流、毛細血管血流において冷え症群で介入による変化が大きかった。
循環系の評価において毛細血管観察装置は血管の形態変化が直接観察でき、指尖血流量等の変化を説明するための指標としての有用性が示された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまでの冷え対策の評価法はその効果を明らかにしているが,冷えによる末梢循環不全の状態把握や効果の機序を詳細に検討したものは少ない。本研究では、従来までの評価指標に加え、近年報告された非侵襲的の手指爪上皮部毛細血管の顕微鏡観察手法により、冷え対策の効果について末梢毛細血管を直接観察することが可能となる。
そのため本研究の成果は、冷え対策を臨床活用するための基礎的裏付けとなるものであり、循環系の評価方法を開発する上でも意義があると考える。

報告書

(5件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019 2018

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件、 オープンアクセス 2件)

  • [雑誌論文] 看護学領域における冷え症に関する文献検討2019

    • 著者名/発表者名
      真砂涼子、佐藤晶子、上星浩子
    • 雑誌名

      群馬パース大学紀要

      巻: 24 ページ: 21-26

    • NAID

      120006788586

    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] 看護学領域における冷え症に関する文献検討2018

    • 著者名/発表者名
      真砂涼子、佐藤晶子、上星浩子
    • 雑誌名

      群馬パース大学紀要

      巻: 24号

    • NAID

      120006788586

    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-02-19  

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