研究課題/領域番号 |
16K11928
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
宮川 祥子 慶應義塾大学, 看護医療学部(藤沢), 准教授 (00338203)
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研究分担者 |
田中 浩也 慶應義塾大学, 環境情報学部(藤沢), 教授 (00372574)
藤井 千枝子 慶應義塾大学, 看護医療学部(藤沢), 教授 (60320818)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 看護 / デジタルファブリケーション / ものづくり / 看護教育 / 安全性 / 3Dプリンター / 看護用品・用具製作 / 看護学 / 情報工学 |
研究成果の概要 |
3Dプリンターをはじめとするデジタルファブリケーション環境を活用した看護介護用具・用品の試作と評価を通じて、デジタルファブリケーションで製作した用具・用品がケアの現場で活用可能であることを明らかにした。また、安全性を評価するための項目の整備を通じて、使用方法を正しく伝えるためのツールの必要性が明らかにし、Webサービスとして実現した。さらに、臨床ニーズと製作者をつなぐためのサービスモデル、および臨床ニーズと製作者をつなぐ役割を持つ看護師「Fabナース」育成のためのトレーニングプログラムを開発し、看護師が看護介護の用具・用品開発に必要となる基礎的なスキルを習得可能であることをあきらかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究によって、看護におけるデジタルファブリケーションの活用可能性が明らかになった。また、デジタルファブリケーション環境を活用した看護用具・用品の安全性に関する知見をたことで、安全にものを作って提供するための情報提供環境を構築することができた。さらに用具・用品の提供のためのサービスモデルおよび看護介護現場と用具・用品の製作者をつなぐ看護師(Fab ナース)の養成のためのトレーニングプログラムの開発を通じて、看護師が新しいスキルを得て看護を発展させていくキャリア開発デザインの可能性が示された。
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