研究課題/領域番号 |
16K11941
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
寺田 八重子 名古屋大学, 医学部附属病院, 助教 (70768382)
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研究分担者 |
阿部 恵子 愛知医科大学, 看護学部, 教授 (00444274)
三浦 昌子 名古屋大学, 医学部附属病院, 教授 (20759641)
本田 育美 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 教授 (30273204)
任 和子 京都大学, 医学研究科, 教授 (40243084)
渕田 英津子 名古屋大学, 医学系研究科(保健), 准教授 (90315846)
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研究協力者 |
藤崎 和彦 岐阜大学, 医学部, 教授
植村 和正 愛知淑徳大学, 健康医療科学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | アカデミックナース / 教員との恊働 / 模擬患者 / 演習の教育効果 / 看護学生 / 看護教育 / 臨床看護師 / 大学教員 / パートナーシップ / リフレクション / 経験学習 / 教育プログラム / 臨床と大学との連携 |
研究成果の概要 |
看護キャリア支援室の教員と大学教員、臨床看護師(アカデミックナース)5名が恊働してSP(模擬患者)参加型教育プログラムを作成し、臨床実習前の看護学生の教育に取り組んだ。実習内容は、講義とブリーフィング、学生とSPの看護面接10分の中で、情報収集と基本手技の課題に取り組み、リフレクションを15分行った。 「実習から学び」は、「観察」、「コミュニケーション」「言葉の意味」「生活者の視点」などであり、看護ケア実施時の重要な気づきが得られたと考える。一方で,「必要な情報の提示」の記載は少なかったことから,ケアの対象者に必要な援助を考え、伝える演習の検討が必要と考える。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
医療を担う看護学生の育成において、実習の前に模擬患者を活用することで、実習時間短縮や経験不足による不十分な技術習得、コミュニケーション力を含む社会人基盤力の低下に対し、患者への看護技術やコミュニケーションを事前に学び、患者に安全で安心した看護実習の関わりにつながる。 また、人員不足や業務量の多さに臨床指導を負担に思う臨床看護師と臨床に遠慮している教員間の連携には大きな溝がある。両者が恊働してプログラムを作成することで、両者の連携が円滑となり、看護学生が学びやすい実習環境を整えることができる。看護学生は、臨床看護師との関係性を築きやすくなり、臨床看護師は看護学生の理解につながる。
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