研究課題/領域番号 |
16K11946
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
新地 浩一 佐賀大学, 医学部, 教授 (30404164)
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研究分担者 |
松永 妃都美 佐賀大学, 医学部, 客員研究員 (60612017)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 国際看護 / 災害看護 / 教育 / 国際緊急援助 / 危機管理 / 教育モデル / 国際保健 / 看護教育 / 国際協力 / 教育学 / 看護学 |
研究成果の概要 |
実践的な国際看護教育のプログラム開発を実施した。国際緊急援助活動の災害看護活動の経験の豊富な看護職者の協力を得て、自記式質問票を使用した横断研究により、「看護系大学において、どのような教育が実践的な災害看護活動に必要だと思うか?」について自由記載の質問を行い、その回答を、内容分析により解析した。その結果をもとに、教育方法の検討を実施した。その結果、65項目の回答が得られた。それらを分類した。その結果より、教育に重要な6項目に整理統合した。それらの項目は、1)シミュレーション教育、2)国際看護の知識、3)看護基礎教育、4)コミニュケ―ション能力、5)人間性の涵養、6)感染症対策であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「国際看護活動の現場においては、限られたマンパワーや医療資源のもとで、保健医療活動を行わなくてはならない。それゆえに、国際看護の分野で活躍する看護師の人材育成を推進するためには、学部生レベルにおける実践的な教育プログラムの開発が必要不可欠である。そこで、国際看護教育におけるシミュレーション演習を含む教育モデルを開発した。今回開発した SINCHI式教育モデルを除くと、体系化されたものはほとんど見当らない。特に、学部生レベルの教育において、国際協力活動に不可欠な教育の項目を抽出し、国際看護に関する専門的知識と技術を携え、国際看護を実践する看護職を育成する教育モデルとなった。
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