研究課題/領域番号 |
16K11950
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 愛知県立大学 |
研究代表者 |
馬場 美幸 愛知県立大学, 看護学部, 助教 (30616446)
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研究分担者 |
小松 万喜子 愛知県立大学, 看護学部, 教授 (50170163)
曽田 陽子 愛知県立大学, 看護学部, 准教授 (80405224)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 看護学生 / 動機づけ / 臨地実習 / 縦断調査 / 看護学実習 / 看護教育 / 主体性 / 学習支援 |
研究成果の概要 |
看護大学生の臨地実習への動機づけと変化、動機づけの影響要因を明らかにする目的で、質問紙調査と面接による4年間の縦断調査を行った。学習動機づけ、自尊感情、自己効力感、首尾一貫感覚の各尺度の変化をみると、2年生では、向上志向、有意味感が低下し、2年、3年では自尊感情が高まっていた。また、動機づけと、自尊感情、自己効力感、首尾一貫感覚には有意な関連がみられた。4年間面接を継続した16名の分析からは、4学年に共通する動機づけを高める特徴として「周囲の人々からの支えや刺激」など7カテゴリが抽出され、さらに2年生では「患者を受け持つ責任の自覚」、3年生では「自ら行動することへ意欲と自信」が生じていた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果の学術的意義は、看護大学生の臨地実習に対する動機づけの特徴とその変化、動機づけに影響する要因を縦断的に明らかにしたことである。これにより、学生の成長過程に応じた学習支援や具体的な実習指導方法の検討に寄与できる。効果的な学習の支援は学生の学びの深化と看護観の形成を促進し、看護の専門性を追求する姿勢および就学と就業継続意欲の向上にも寄与できると考える。
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