研究課題/領域番号 |
16K11953
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
細田 泰子 大阪府立大学, 看護学研究科, 教授 (00259194)
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研究分担者 |
片山 由加里 同志社女子大学, 看護学部, 准教授 (10290222)
土肥 美子 大阪医科大学, 看護学部, 准教授 (10632747)
北島 洋子 奈良学園大学, 保健医療学部, 専任講師 (90582875)
根岸 まゆみ 静岡県立大学, 看護学部, 講師 (40816352)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 臨床学習環境 / 教育指導者 / 支援プログラム / バウンダリーレス / 人材育成 / デザイン / プログラム評価 / 国際情報交換(アメリカ合衆国) / 国際情報交換(アメリカ合衆国) |
研究成果の概要 |
教育指導者のバウンダリーレスな臨床学習環境デザイン支援プログラムを開発することを目的とした。米国のDedicated Education Unitを視察し、臨床学習環境や教育指導者の育成について検討した。教育指導者を対象とする全国調査を行い、臨床学習環境デザインに関する学習ニーズと学習方法、能力開発への取り組み、新人看護師や看護学生への学習支援、バウンダリーレスな経験等を多角的に明らかにした。これらの結果をもとに構成したプログラムを実施し、教育指導者間で情報共有・交換ができ、言語的伝達のスキルが高まることなどが示唆され、臨床学習環境のデザインに活用可能な創発的な学びが得られたことが確認された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、米国のDedicated Education Unitモデルに関するフィールドワークや教育指導者の臨床学習環境デザインに関する要因の調査の成果をもとに、臨床学習環境デザイン支援プログラムを構成した。プログラムの実施では、組織のバウンダリーを超えて教育指導者の創発的学びを促すことを目指し、PDCA サイクルを回しながらプログラム評価を明らかにした。本プログラムは、教育指導者のバウンダリーレスな知の連結により、臨床学習環境に関するグローバルな視座をもたらすもので、施設単位で試みられている教育プログラムに創発的な教育モデルを提供し、臨床教育の人材育成及び看護職の質保証において意義がある。
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