研究課題/領域番号 |
16K11960
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 足利大学 |
研究代表者 |
川島 美佐子 足利大学, 看護学部, 准教授 (80412972)
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研究分担者 |
岡 美智代 群馬大学, 大学院保健学研究科, 教授 (10312729)
上星 浩子 群馬パース大学, 保健科学部, 教授 (20389745)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 尺度開発 / アセスメント / 臨床看護師 / 看護アセスメント |
研究成果の概要 |
本研究は,臨床看護師の看護アセスメント能力を自己評価しながら高めることができる看護アセスメント能力尺度を開発することを目的とした研究である。研究の第1段階として,文献レビューにより研究の意義を確認し,概念分析により概念枠組みを明確にした。さらに,臨床看護師へのインタビュー調査から看護アセスメント能力の構成要素を抽出し,9因子31項目からなる尺度原案を作成した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
看護診断サポートシステムは,クリティカルパスや標準看護計画の活用がしやすくなった反面,看護アセスメントが十分に機能しなくても看護過程が展開される現実も否めない。看護過程という思考の道具の良し悪しではなく,実践を軸とする看護においては質の高い創造的な看護実践を成し遂げられるかが重要である。本研究成果は,臨床で繰り広げられる複雑で不確かな流動性のある状況を見極め,査定しながら実践を展開する「能力」についても評価できる尺度を開発のための基礎データとなった。今後,看護実践の質の基準を明らかにする尺度として実践的に活用できるものとして発展させたい。
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