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介護保険施設における効率性の高い褥瘡管理体制の構築と評価

研究課題

研究課題/領域番号 16K11989
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 基礎看護学
研究機関札幌市立大学

研究代表者

貝谷 敏子  札幌市立大学, 看護学部, 准教授 (00381327)

研究分担者 石澤 美保子  奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (10458078)
福田 敬  国立保健医療科学院, その他部局等, 部長 (40272421)
中村 恵子  札幌市立大学, 看護学部, 特任教授 (70255412)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード褥瘡 / 介護老人福祉施設 / スキンテア / スキンケア / 高齢者 / 介護保険施設 / 看護学 / 医療・福祉 / 経済政策
研究成果の概要

介護老人福祉施設における褥瘡管理の質を評価する質問紙を作成し調査を実施した。1,400施設に郵送し239施設より回答が得られた。その結果、褥瘡マネジメント加算を行っている施設は28.9%、排泄支援加算は10.9%であった。診療報酬上の加算制度は十分に活用されていない実態が明らかになった。WOCとの連携の有無と褥瘡・スキンテア発生状況の関連を検討した。連携のある施設では褥瘡保有者数は有意に少なかった。同様にスキンテア保有者数も有意に少なかった(順にp=0.05、p<0.001)。介護老人福祉施設等では、地域のWOCを交えた連携を促進するシステム作りが褥瘡ケアの質を向上させる鍵となる可能性がある。

研究成果の学術的意義や社会的意義

現在介護施設で活用できる褥瘡管理体制として「褥瘡マネジメント加算」「排泄支援加算」が診療報酬としてみとめられている。しかし、施設での導入は進んでいないことが課題として明らかになった。現状の施設の体制では導入が難しいことが示唆された。一方でWOC看護師と連携がとれている施設においては、褥瘡発生・スキンテア発生者が有意に少なくでは結果がよいことが明らかになった。WOCとの連携を促進する体制を整えることがケア向上につながることが示唆された。今回はプレテストの実施には至らなかったが、今後は、この結果をもとにしてWOCの連携体制、それに基づく診療報酬体制を提案する予定である。

報告書

(5件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 2016 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 介護老人福祉施設における褥瘡管理の実態2019

    • 著者名/発表者名
      貝谷敏子
    • 学会等名
      第29回日本創傷オストミー失禁管理学会学術集会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

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公開日: 2016-04-21   更新日: 2021-02-19  

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