研究課題/領域番号 |
16K11992
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
|
研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
勝山 貴美子 横浜市立大学, 医学部, 教授 (10324419)
|
研究分担者 |
朝倉 輝一 東洋大学, 法学部, 教授 (00522913)
真野 俊樹 中央大学, 戦略経営研究科, 教授 (20327886)
青松 棟吉 名古屋大学, 医学部附属病院, 講師 (30571343)
撫養 真紀子 兵庫県立大学, 看護学部, 教授 (60611423)
加藤 憲 愛知淑徳大学, 健康医療科学部, 准教授 (90753038)
大山 裕美子 横浜市立大学, 医学部, 准教授 (90736349)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2016年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 多職種連携教育 / 急性期病院 / くらし / ヘルスメンター / ヘルスメンタープログラム |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、急性期病院に勤務する医療従事者に対する対象者のくらしを見据えたケアのために必要な人材育成上の課題を明確にし、それを解決するための手法として多職種連携教育の有用性を検討する事であった。研究は①海外の患者中心の教育に関する情報の整理②ヘルスメンタープログラムの日本で実行可能性の検討③教育の方法の検討― a.電話相談事例のナラティヴ分析b.多職種を対象とした教育試案の実施c.倫理的苦悩に関する調査。この研究を通して、対象者の経験や医療者―患者関係、医療者間の葛藤が生じる事例を教材とし、多職種連携教育方法のひとつとして職種による葛藤を考慮したヘルスメンタープログラムの有用性が確認された
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地域包括ケアシステムが推進する中において対象者のくらしを見据えたケアを行える人材育成の必要性が高まっている。本研究は、患者中心の医療、多職種連携教育の重要性が叫ばれる中、海外の多職種連携教育の手法であるヘルスメンタープログラムの日本における実施可能性について検討することができ、教育方法のあり方について提言することができた。また、多職種連携教育における効果的な学習に用いる教材や教育の際に生じる葛藤などにも考慮した教育のあり方を提言できたことは社会的な意義があると考える
|