研究課題/領域番号 |
16K11994
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
矢野 久子 名古屋市立大学, 大学院看護学研究科, 教授 (00230285)
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研究分担者 |
長谷川 達人 福井大学, 学術研究院工学系部門, 准教授 (10736862)
青山 恵美 名古屋市立大学, 大学院看護学研究科, 研究員 (00716053)
前田 ひとみ 熊本大学, 大学院生命科学研究部(保), 教授 (90183607)
大久保 憲 東京医療保健大学, 医療保健学研究科, 教授 (00410209)
鈴木 幹三 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 講師 (90507807)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 感染予防 / 結核健診 / 職業感染 / ソフトウエア / 看護学 / 医療・福祉 |
研究成果の概要 |
研究目的は、医療施設における結核健診の実態と課題を明らかにし、結核健診受検職員の継続支援のためにソフトウエアを開発することである。全国の医療施設で結核接触者健診の経験がある感染管理認定看護師10名に対し、面接調査を実施した。その結果、結核健診データを職員の健康管理に活用できるデータに変換できていなかった。これを解決するためにMicrosoft Access 2016を用いて、発病者と接触者健診受検職員の情報とを紐づけたソフトウエアを開発した。職員が在職期間中に接触者健診を複数回受検する場合にも、履歴管理を可能にした。医療施設で試用を繰り返し、実用化を目指す。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
医療施設に勤務する職員の結核感染リスクは高く、医療関連感染対策は重要である。結核患者に接触した職員の中には、潜在性結核感染症として抗結核薬の治療を続けながら業務に従事する者がいる。今回、発病者ごとに整理されている接触者健診の結果を、職員個人のデータに再構築させ、職員の継続支援のために活用できるデータ管理用ソフトウエアを開発した。実用化できれば、デジタル化による医療施設内の結核感染予防と職員健康管理の充実が図れると考える。
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