研究課題/領域番号 |
16K12000
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
石井 慎一郎 自治医科大学, 看護学部, 講師 (80724997)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 省察 / 感情指数 / 他者とのかかわり / 感情 / reflection / emotional intelligence / involvement with others / emotional engagement / 他者 / 情動知能 / リフレクション / 精神科看護師 / mental health nurses / 経験学習 / self-awareness / 継続学習 / 自己への気づき / かかわり先 / 看護 |
研究成果の概要 |
省察のスキルである自己への気づきは自身の感情評価・分析によって可能といわれている。本研究代表者は,看護師の自己への気づきは臨床経験だけで育まれるのではなく,生活体験や継続学習が影響していることを明らかにした。さらに,他者の感情評価が高い看護師ほど,より省察的であった。しかし,看護師のリフレクション及び継続学習を促進する他者については明らかとなっていない。このことから,看護師自身の生活体験を構成する要素のうち,かかわり先である他者に着目した。 そこで,臨床看護師を対象に,仕事をする上で大切なかかわり先(他者)と職務エンパワメントとの関係を明らかにすることを目的に調査を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
看護職の他者とのかかわりが明らかとなり,属性に基づき,大切なかかわり先や自身を振り返る機会を提供できる。また,リフレクション及び継続学習の実態に基づき,ロールモデルが提示され,新人及び現任教育に必要な教育的資料となることに加え,臨床看護実践に寄与できる。 さらに,リフレクションに必要な自己への気づきにつながる看護職自身の感情,リフレクションを促進する他者とのかかわりとの関係を検討することは,職場全体の再評価や継続学習の一助となり,チームや組織の変化・発展に寄与できる。
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