研究課題/領域番号 |
16K12009
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
|
研究機関 | 東京医科大学 (2017-2019) 京都橘大学 (2016) |
研究代表者 |
阿部 祝子 東京医科大学, 医学部, 教授 (40575693)
|
研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 看護実践 / 看護実践能力 / 目標管理 / 看護実践力 / 目標評価 / 客観的評価 / 看護実践の可視化 / パートナーシップ看護体制 / 看護学 |
研究成果の概要 |
研究代表者は,先行研究で患者側の要素と看護師側の要素を組み込んだ病棟看護師数の算定モデルを構築した.本研究は,あらたに看護師の看護実践能力を測る指標を見出し,病棟看護師配置数算定モデルに反映させた病棟の看護師数の算定モデルを構築することを目的とした. 看護実践能力について,文献検討とトップマネジャーのインタビューの結果では,看護実践能力の定義はほぼ意味が同じだった.しかし,その指標は存在しなかった.そこで,前提となる人事評価・目標管理について3病院の看護師の意識を調査した。その目的はポジティブにとらえられていた一方,評価基準,方法,結果などのしくみに問題を抱えていることが明らかになった.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
看護実践は看護師の本務であり,その能力を測ることは看護の評価を明確にするためにも必要不可欠である.先行研究では看護実践及び看護実践能力の定義づけ,自己評価指標の開発への取り組みは認められた.実際の看護現場では看護実践の評価の前提となる人事評価・目標管理において努力目標への到達度は評価するものの,実際に看護の対象への看護実践の適切性・妥当性の評価,看護師個々の看護実践能力の客観的評価には至っていなかった.これら看護実践・看護実践能力の評価は,国民の看護の適正な評価を得ることにつながり,看護界の喫緊で本質的な研究課題といえる.
|