研究課題/領域番号 |
16K12019
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 公益財団法人東京都医学総合研究所 |
研究代表者 |
原口 道子 公益財団法人東京都医学総合研究所, 運動・感覚システム研究分野, 主席研究員 (00517138)
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研究協力者 |
中山 優季 公益財団法人東京都医学総合研究所, 運動・感覚システム研究分野, 副参事研究員 (00455396)
小倉 朗子 公益財団法人東京都医学総合研究所, 運動・感覚システム研究分野, 主席研究員 (60321882)
村田 加奈子 昭和大学, 保健医療学部, 講師 (70381465)
松田 千春 公益財団法人東京都医学総合研究所, 運動・感覚システム研究分野, 主任研究員 (40320650)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 看護学 / 医療福祉 / 連携 / 医療安全 / 在宅 / 看護管理学 |
研究成果の概要 |
看護職と介護職の連携により、在宅療養支援上のリスクを回避するためのプログラムを開発した。訪問看護師と訪問介護職員を対象に質問紙調査を実施し、看護職155名、介護職148名の回答を得た。(1) 看護職と介護職の連携を要する支援場面383件、(2) 連携によりリスク回避した事例60件、(3) 連携できず発生したヒヤリハット48件の分析結果を反映し、栄養・食事ケア、排泄ケアなど6場面のリスク管理プログラムを作成した。本プログラムは支援場面に潜むリスク、連携エピソード、リスク回避のための連携内容で構成した。看護職88名、介護職88名を対象に内容妥当性、活用可能性のプログラム評価を実施した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
医療機関のように広域的な医療安全情報ネットワークが整備されていない在宅領域の安全確保は喫緊の課題である。在宅医療の高度化が想定される社会情勢の中、本研究では在宅領域のヒヤリハット等実践例の体系的整や在宅におけるヒヤリハットのリスク要因を明らかにした。分析結果を反映した本プログラム開発は、1)看護職と介護職の連携によるリスク予防の視点、2)医療処置管理ではなく「医療を要する生活者を支える」という視点から開発した点に特徴がある。本プログラムの活用により、看護職と介護職の連携の推進と在宅領域における医療安全体制の整備と均てん化に寄与する。
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