研究課題/領域番号 |
16K12020
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立国際医療研究センター (2017-2019) 東京医科歯科大学 (2016) |
研究代表者 |
矢富 有見子 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, その他部局等, 国立看護大学校 教授 (40361711)
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研究分担者 |
井上 智子 国立研究開発法人国立国際医療研究センター, その他部局等, 国立看護大学校 大学校長 (20151615)
山崎 智子 東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 准教授 (10225237)
川本 祐子 東京医科歯科大学, 大学院保健衛生学研究科, 助教 (70527027)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | クリティカルケア看護 / 基礎教育 / 新人看護師 / 重篤・救急看護 |
研究成果の概要 |
大学生、新人看護師、管理者への調査を行い、教育システムの検討を行った。アンケート調査は、学生は150名中14名が回答、全国の病院に依頼し、新人看護師92名と看護管理者62名とから回答があった。また、新人看護師10名にインタビューをおこなった。各病院は教育やサポート体制を独自に行っており、新人看護師は専門性を獲得していたが、緊迫した環境や看護を提供する対象者の特殊性、クリティカルケア領域特有の多重課題や迅速な判断が求められることに困難を感じていた。看護管理者は新人看護師に専門的技術と共に、社会性や看護職としての資質を求めていた。現場の様子が想起されるような大学での準備教育を望む声もあった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
クリティカルケア領域の新人看護師を病院でどのように教育・サポートしているか、新人看護師は困難を感じながらいかにして専門性を獲得していくかが明らかになった。これまで大学での基礎教育では専門性を獲得する教育はあまり行われておらず、需要が増すクリティカルケア領域の教育を大学、病院でどのように行っていく必要があるか、問題点が明らかになった。このことより、大学での教育体制・内容の検討が必要であり、今後は具体的なシステムの構築を目指し、検討していく必要がある。
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