研究課題/領域番号 |
16K12027
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
金正 貴美 香川大学, 医学部, 講師 (00335861)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | comfort / Human / 社会復帰 / コンフォートを促進するケア / コンフォート / 文献研究 / 量的記述的研究 / Comfort |
研究成果の概要 |
患者が社会生活に復帰できるよう、患者のコンフォートを促進し活力を高める援助モデルは、社会復帰にあたり困難および課題(5カテゴリー)、患者のもつコンフォート(5カテゴリー)、コンフォートを促進するケア(16カテゴリー)で構成されていた。社会復帰にあたり困難および課題は、①自宅に帰ることで状態が悪化する可能性がある、②苦痛の訴えが強く対応できない可能性がある、③家族が対応できない可能性がある、④慣れない環境での孤独感がある、⑤患者や家族の不安が強い、であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で明らかになった、患者が社会生活に復帰できるよう、患者のコンフォートを促進し活力を高める援助モデルは、以下のような学術的意義がある。まず社会復帰にあたり困難および課題は、これらの内容をアセスメント項目として活用することで、スムーズな社会復帰への示唆となる。患者のもつコンフォートは、患者の多様な表現内容として看護師の感性を高めることに役立つ。コンフォートを促進するケアは、学術的新規性があり、今後文脈を捉えた質的記述的研究で洗練させることも可能であるし、または尺度開発を行い実証するための基盤とできる。
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