研究課題/領域番号 |
16K12028
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
道面 千恵子 九州大学, 医学研究院, 助教 (80363357)
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研究分担者 |
大池 美也子 国際医療福祉大学, 福岡看護学部, 教授 (80284579)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 患者教育 / ビリーフ / 看護師 / 看護学 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、患者教育に対する看護師に求められるビリーフの構成概念を整理し、ビリーフ尺度を開発することである。患者教育を実践する専門的資格を持つ看護師のインタビューを元にビリーフ尺度原案を作成し、看護師763名を対象に質問紙調査を行った。患者教育ビリーフ尺度は、26項目5因子構造が得られた。Cronbach'sα係数の算出、因子分析の結果、信頼性・妥当性が確保された。また保健師へ調査した結果、看護師と異なることから、より看護師に有用なビリーフ尺度であると考えられた。本尺度は、看護師のリフレクションの指標や看護師の現任教育や自己認知により患者教育へ貢献できるものと考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、看護師に求められる患者教育の質向上を目指すために、看護師のビリーフを明らかにした研究である。患者教育に関して、これまでは看護師の側に着目した研究は少なく、看護師の実践された中での経験知も多いことから、看護師のビリーフ、つまり看護師のものの見方価値観について探求したものである。 患者教育に対する看護師のビリーフ尺度は、看護師のリフレクションの指標として活用され、看護師の現任教育や自己認知により、より質の高い患者教育へ貢献できるものと考える。
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