研究課題/領域番号 |
16K12030
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 札幌市立大学 |
研究代表者 |
菅原 美樹 札幌市立大学, 看護学部, 准教授 (60452992)
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研究分担者 |
中村 恵子 札幌市立大学, 看護学部, 特任教授 (70255412)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 専門看護師 / クリティカルケア看護 / コンピテンシー / 直接的ケア / 直接ケアコンピテンシー / 高度実践看護師 / クリティカルケア |
研究成果の概要 |
わが国の専門看護師には実践・相談・教育・調整・倫理調整・研究の役割があり、患者・家族・集団に対する実践は専門看護師の中心的な能力に位置づけられている。クリティカルケア看護の専門看護師(以下、CCNSとする)が期待される役割を発揮するためには、卓越した実践能力の獲得が必要不可欠であるが、CCNSの実践に焦点化したコンピテンシーは明らかにされていない。そこで思考や行動、意欲、態度などを含む直接ケアコンピテンシーと到達度を明らかにすることを目的とした。文献検討とフォーカス・グループ・ディスカッションの結果、CCNSの直接ケアコンピテンシーは、226コード、62サブカテゴリ、16カテゴリに集約された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本のCNSは米国で提唱された高度実践看護モデルを基盤に役割開発をしてきたが、本研究によって日本独自のCCNSの卓越した実践における直接ケアコンピテンシーを明確にすることができる。コンピテンシーが明確になることで、CCNSをめざす大学院生にとっては、自身のコンピテンシーの獲得状況の確認や課題とするコンピテンシーを明確にして、自己研鑽することが可能となり、実践力強化につながると考える。 教育機関においては、コンピテンシー評価に活用することで、大学院生のレディネスや獲得状況が把握でき、教育方法の工夫・改善の一助とすることができるものと考える。
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