研究課題/領域番号 |
16K12036
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床看護学
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研究機関 | 大手前大学 (2021-2022) 大阪大学 (2016-2020) |
研究代表者 |
河井 伸子 大手前大学, 国際看護学部, 教授 (50342233)
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研究分担者 |
黒田 久美子 千葉大学, 大学院看護学研究科, 准教授 (20241979)
高橋 良幸 千葉大学, 大学院看護学研究科, 助教 (30400815)
正木 治恵 千葉大学, 大学院看護学研究科, 教授 (90190339)
大原 裕子 帝京科学大学, 医療科学部, 准教授 (10782146)
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研究期間 (年度) |
2016-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 糖尿病 / 生活調整 / 連続性 / 評価ツール / 2型糖尿病 / 教育プログラム / 糖尿病看護 / 主体的な生活調整 / 看護教育プログラム |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、糖尿病看護の実践に携わる看護師が、患者が生活調整という変化の中で自己のつながりを維持しながら主体的に生活を営むことを支援する「連続性を基盤とした看護実践」を行うことを促進する看護教育プログラムを開発することである。先行研究で開発した連続性を基盤とした看護実践評価指標の有用性・臨床適用可能性を検証した後、結果を踏まえた評価指標の洗練を行い、看護師が実践で活用できるよう、指標をツール化を行った。 評価ツールは、clinical judgement(気づき→解釈→関わり→省察)の枠組みを基盤とし、看護者が連続性に着目でき、それを実践に生かすための視点の育成を目指すツールへと洗練した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
連続性を基盤とした看護実践評価指標の有用性・臨床適用可能性が検証され、ツール化されることで、臨床の看護師は、糖尿病患者の過去‐現在‐未来に渡るつながり(連続性)を把握しそれを支える支援のあり方を検討できる。また、看護師はその主体的な生活の営みを支援する方向へと看護実践を発展させることが可能となり、患者が生活を主体的に営むことを導く。このような支援によって患者が主体的に見出した生活調整は、自己の流れに沿った自然体で実行可能な生活調整となるがゆえに継続可能なものとなり、ひいてはこの生活調整の継続が合併症進展の抑制をもたらすことにつながる可能性を秘めていると考える。
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